
状況によって治療方針は変わりますが、当院で多く行っているのはベイザー超音波を用いた方法です。
まず、触診の後で最新の超音波エコーを用いて、しこりの位置・大きさ・数を診断します。
次にバストの下側など目立たない場所に、ごく小さな穴を明けます。そして超音波エコーで確認しながら「ベイザー波」を発生させる金属棒(プローブ)を差し込み、「しこり」の周囲にできた皮膜(カプセル)をベイザー超音波で破ります。そして内部を軟化させた後、それらを吸引します。
手術の際には複数の麻酔を組み合わせた「4段階麻酔システム」を使用しますので、痛みを気にする必要はありません。
この手術は当院の「ベイザー脂肪吸引」を応用した方法です。当院ならではのノウハウや技術を活かした、とても効果的な手法だと自負しています。
デジタル超音波エコーで確認しながら注入する当院独自の 「分離・分層脂肪注入法」は、豊富な経験をもつ医師でなければマスターできないハイレベルなものです。
あらためて「コンデンスリッチ」を施せば、キレイなバストが甦る
脂肪の除去ではプロテーゼ抜去と異なり、「バスト全体がしぼんでしまう」ということはあまりありません。ですが脂肪塊を取り除いたために、術後のバストラインが崩れてしまったり、左右の形が不釣り合いになったしまったりということはあります。そうした場合には「コンデンスリッチ豊胸」を用いて、あらためて美しいバストに修正する手術を行います。
「コンデンスリッチ豊胸」は従来の脂肪注入法を大きく越える脂肪生着率を持っていますし、当院の「分離・分層脂肪注入法」のテクニックを使うことで、トラブルのリスクを極限まで抑えたバストアップが可能です。
また、使用する脂肪の採取に「ベイザー脂肪吸引」を用いれば、注入に最適な状態で脂肪細胞を得ることができ、より高い豊胸効果を発揮してくれます。
これらの最新技術については別ページでもご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
→修正手術の効果を高める最新技術
「ヒアルロン酸注入によるシコリ」については以下をご覧ください。
→修正手術2:ヒアルロン酸を取り除きたい